一戸建て住宅について

新築分譲住宅の魅力

新築分譲住宅とは、すでに建築済みの状態で販売されている住宅のことで、建売住宅と呼ばれることもあります。新築分譲住宅は同じような家をいくつも建てることで、資材を大量に注文して建築費を安く抑えるという特徴があるため「予算はあまりないけど、新しい住宅を購入したい」という人に向いているのです。

新築分譲住宅のメリットは、注文住宅に比べて値段が安いということですが、その他にも購入前に実物の建物、もしくはオープンハウスを内覧して、外装・内装・立地・利便性などの確認ができるのもポイントの1つでしょう。さらに、契約から短期間で入居可能なのが魅力と言えます。注文住宅では土地探しからデザインの打ち合わせ、着工、入居と最低でも1年近く掛かることがあり、また土地と住宅を別々に購入することも珍しくありませんが、新築分譲住宅はそれらの手間が少ないこともメリットです。

しかし、土地の広さが確定している新築分譲住宅の場合、庭をもう少し広くしたいなどの要望を通すことは困難です。また、万人向けを想定して作られていることが多く、高齢者に必要なバリアフリー、二世帯が住めるような部屋の作りは考えられていない場合があります。そのため、購入する前に現在のライフスタイルだけではなく、5年後、10年後を想像して検討する必要があると言えるでしょう。